2025年4月13日、大阪:2025年国際博覧会(万博)が本日、日本の大阪で正式に開会しました。これにより、2025年4月13日から10月13日までの6ヶ月間にわたる国際イベントが幕を開けます。パキスタンを含む過去最多の158の国と地域が参加する万博は、「いのち輝く未来社会のデザイン」を全体テーマに、人工島・夢洲を舞台に開催されます。世界中から2,800万人以上の来場者を見込んでいます。
パキスタンは、「一粒の塩の中に広がる宇宙」をテーマにしたパビリオンで、大胆かつ意義深い印象を与えています。その自然の美しさ、健康効果、そして深い歴史的ルーツで世界的に高く評価されている象徴的なピンク岩塩からインスピレーションを得たパビリオンは、パキスタンの豊かな文化遺産と自然の驚異を五感で体験できる旅を提供します。
万博が開場した瞬間から、パキスタン館は熱心な来場者を魅了し、瞬く間に会場内で最も印象的な体験の一つとなりました。従来の展示とは異なり、この館は来場者と触れ合う機会を提供します。息を呑むほど美しいピンク色の塩の層に手を伸ばし、有機的な質感を感じ、深く、そして揺るぎない方法で自然と再び繋がることができます。これは、今日のデジタル時代においては稀有な体験です。
万博のテーマ「いのちをつなぐ未来社会のデザイン」にちなみ、この館は地球との調和というレンズを通して、進歩を再考します。来場者は、五感を癒し、心の平安を育む静謐な空間「ヒーリングガーデン」にも足を踏み入れることができます。
商務省傘下の連邦政府機関であるパキスタン貿易開発庁(TDAP)は、2025年大阪万博におけるパキスタンの代表を委託されています。 100万人以上の来場者を集めた2020年ドバイ万博でのパキスタン・パビリオンの大成功を基に、パキスタンは、その文化と可能性をダイナミックかつ感動的に披露し、再び世界中の観客を魅了する態勢が整っています。
訪問者の体験
The Pavilion’s design seamlessly blends natural elements with modern aesthetics, creating an immersive experience that echoes the majestic landscapes of Pakistan’s Salt Range. Upon entering, visitors are greeted by towering handcrafted pink salt structures, inviting them to touch, feel and connect with the mineral’s raw beauty. These mesmerizing formations emit a warm glow, fostering a sense of tranquility and reflection and offering a space for reflection, connection and discovery.

主な特徴:
- 8億年前の形成から、アレキサンダー大王の馬が塩を発見したという伝説まで、パキスタンの塩田の歴史を描いた繊細な手描きの絵がスレートの壁に刻まれています。この視覚的な物語は、パキスタンにおける塩の深い歴史的・文化的意味を、訪れる人々に深く考えさせます。
- 手作りのピンク色の塩棒で作られた彫刻的な囲いは、ユニークなヒーリングガーデンを形成し、訪れる人々は塩の板に座り、癒しの塩の蒸気を吸い込むことができます。このウェルネス体験は、リラックスした瞑想的な空間の中で、心身の健康を促進します。
- インタラクティブスクリーンは、ダイナミックなディスプレイを通して塩の世界を生き生きと再現します。このインタラクティブスクリーンを通して、訪れる人々はこの鉱物の特性、文化への影響、そして貿易の可能性について探求することができます。
2025年大阪万博のパキスタン館は、ピンク岩塩の美しさと重要性を称えるとともに、パキスタンをこの稀少な鉱物の世界有数の供給国として位置づけます。2025年大阪万博のミッション「いのち輝く未来社会のデザイン」に合致し、この館は塩を単なる資源ではなく、生命の象徴として提示します。一粒一粒に込められた物語を通して、パキスタンの精神を体現し、世界中の人々にその豊かな過去と果てしない未来を発見するよう促します。