駐パキスタン日本大使が2025年大阪万博のパキスタン館を訪問

赤松修一駐パキスタン日本国大使閣下は本日、ご令夫人と共に2025年大阪万博のパキスタン館を視察されました。大使は、同館の独創的なコンセプト、没入感あふれる雰囲気、そして意義深い文化表現に深い感謝の意を表しました。

大使は訪問中、8億年前の形成からハラッパーやモヘンジョ・ダロの古代文明、アレクサンダー大王の馬が塩を発見した伝説、そしてムガル帝国時代まで、塩の山脈の歴史を物語る歴史的な壁画に特に興味を示されました。大使は壁画の奥深さと、地質学と文化史を説得力のある方法で結びつける力強さを称賛しました。

大使は、静かに瞑想するための空間「ヒーリングガーデン」でも時間を過ごしました。大使は、この静かな空間を心から満喫し、しばし座り、深呼吸をし、この空間がもたらす静寂を味わいました。

大使夫妻は展示エリアも訪れ、伝統工芸品、青磁、文化遺物など、幅広い展示品を鑑賞されました。また、ケウラ塩田に関する息を呑むような映像も鑑賞され、パビリオンの中心テーマに豊かな情感を与えていると述べられました。


赤松大使は訪問を振り返り、次のように述べた。

パキスタンの文化と自然の宝を思慮深く紹介していただき、深く感銘を受けました。パビリオンは、自然との調和、持続可能性、そして文化理解を促進することで、万博のテーマである『いのち輝く未来社会のデザイン』を見事に反映しています。これは素晴らしい取り組みであり、世界中の来場者の心に響くことでしょう。


パキスタン館プロジェクト・ディレクターのムハンマド・ナシール氏は、大使夫妻のご訪問と温かいお言葉に感謝の意を表しました。「大使閣下と奥様をお迎えできたことは光栄であり、お時間を割いていただいたこと、そして温かいお気持ちをいただいたことに深く感謝いたします」と述べました。

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